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NTPとはネットワークに繋がっているコンピュータのタイマーを『標準時』に合わせるためのプロトコルで、これを提供しているのがNTPサーバ。
実は、当ページを公開しているwwwサーバも、しっかり標準時に合わせて運用している。ついでに当wwwは、一般のPC向けの比較的精度の高いNTPサーバとしても利用できるようになっている。
お手持ちのパソコンのOSがWindowsなら、桜時計( http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se050672.html )を利用すると良い。『NTPクライアント』で検索エンジンなどで探せば、この他のNTPクライアントプログラムを見つけることが出来るだろう。
日本の標準時(JST)を管理しているのが、独立行政法人 通信総合研究所(http://www.crl.go.jp/ 旧称「郵政省通信総合研究所」)だ。(通称:CRL)
セシウム原子時計10台の平均値を基にして驚異的・絶対的精度で、諸外国と連絡を取りながら、日本の時刻を提供・規定している国の行政機関だ。
電波時計などは、この研究所の発信するJJYというコールサインの電波(去年の時の記念日より40KHzの長波での運用になり、今年の3/31短波での運用を停止した)を受信して、正確に時刻を合わせている。
CRLでは、いままで一般に標準時をインターネットに直接公開することは無かった(福岡大やJOIN協会で公開されていたものはあった)が、この程、実験的とはいえ、直接サーバの公開が始まったようである。
↓CRLの報道向け発表
http://www2.crl.go.jp/pub/whatsnew/press/010410/010410.html
NTPサーバは、原子時計を頂点とする階層構造になっていて、右の図でのStratumとは、原子時計との距離(何階層目か)を表していて、Stratum2だから、原子時計直下のNTPサーバの一つ下ということがわかる。
しかし、精度だが、実験的ということで、まだそれ程高くないようではあるが、現時点で少なくとも当wwwサーバよりは精度が1桁上だ。さらに実験を重ね精度を上げていくらしい。今後に期待である。
現在公開されているサーバは以下のようである。
ntp1.jst.mfeed.ad.jp
ntp2.jst.mfeed.ad.jp
ntp3.jst.mfeed.ad.jp
早速設定して、PCを標準時に合わせよう。
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1年ほど前から日本でも店頭に並び始めたCD-Rに焼き込んだmp3ファイルが聴けるポータブルCDプレーヤ。
実は発売前から『かなり欲しい』状態だったのだが、インターネット回線の運用費やサーバ購入費に消え、なかなか買えなかった。
先日秋葉原に会社の先輩のPCを組み立てるために買出しに出かけた時のことである。
それは「あきばおー禄號店」でDEMOをしているのを思わず聴いてしまったのだ。
安めのスピーカではあったが、なかなかアクの無い音で、ポータブル・mp3のくせにフルレンジで少々力さえ感じた。『圧縮方法にもよるだろうが、これなら使えるか』と思たら最後。(笑)
\2万前後の相場のところ、半額の\9770での販売ということもあって、遂にこの『MPCD-455 SILVER ( http://www.noblenet.co.jp/mpspinner/mpspinner.html )』をGETするに至った。
使用感を以下にまとめておいた。
まず驚いたのが、音だ。午後のこ〜だを使用して圧縮したファイルと非常に相性が良いらしい。若干のシャリシャリ感とシュワシュワ感が残るものの、Windows用の再生ソフト『Winamp』や『WindowsMediaPlayer』は音が悪いと改めて実感させられることになった。ノイズも少なく比較にならない。
また、このテのデジタル圧縮音楽携帯再生機器にありがちな低音の力量不足というものがあるが、力強さという点で不満を感じさせない。
次にビックリしたのが音飛び防止機構だ。レーザの位置を制御するサーボも強力なものを使用しているのか、規定の45秒間以上再生中の本体を揺らしつづけても、全く音飛びの気配が感じられない。かなり優秀な部類に入ると思われる。
しかしナンと言っても余裕で100曲もCD-Rに焼き付けてしまうことが出来るのがいい。時間にすると11時間程だ。現に245曲を焼き付けた。通勤時、毎日行き帰り合計約1時間半、プレーヤをランダム再生の設定にしても、約1週間、同じ曲と出会わないのだ。
操作性だが、さすがに通常のCDプレーヤと同じようなインターフェイスを、over200曲もの選曲に使うことそのものに無理があるわけだが、使う側でディレクトリ構成やファイル名を工夫(同一ディレクトリ内はファイル名順にソートされる)したりすると、なかなか使いやすいものになるから不思議だ。
欲を言えば、リモコンが欲しかった。本体が背広に入る大きさではないため、鞄に入れて持ち運ぶことになるわけだが、選曲したりする操作時に、鞄に手を突っ込んでボタン類を探すことを強いられるので、いままでMDを使っていて何気なく操作していたことを懐かしく感じさせる。パケットライトやマルチセッション記録のCD-Rも読めれば良かったが・・・。
本体に単三型2次電池(NiMH 1050mAh:付属品)を入れたままACアダプタ(付属品)を挿しておくと、充電できてしまうのはポイント高い。また、まだ試していないが、CD-RWも非公式に対応しているようだ(CD-RドライブとCD-R Writingソフトの組み合わせによっては再生できるものがあるということだ)。さらに、使えるかどうかは別として、約500秒間(8.5分間)のボイスメモ機能があり、そのためのマイク端子が装備されているのが笑える。
久しぶりの買い物で、満足の行くものであった。
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