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日和見バナナ |
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Hiyorimi Banana by "saging"
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2004年大統領選挙 ♯11
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選挙速報 その2 −下院Party List戦の果てに −
2004.6.3(木)
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下院のParty-List(比例代表)の開票結果が公表された。
(Party Listについてはこちらを参照)
Party Listが議席を得るには、有効票数の最低2パーセントを獲得しなくてはならない。今回、選挙管理委員会によって当確が宣言されたのは15団体。Party Lit用に確保されている50議席のうち、わずか23議席にとどまった。今回もあまりに多くのグループが登録されているため、票が割れて、2パーセントに満たない「死票」が多かったためだろう。
最高の3議席を占めたのは、
・Bayan Muna:急進左派政治組織
・APEC(Association of Philippine Electric Cooperatives):電気組合
・AKBAYAN:左派政治組織
2議席を確保するのは
・BUHAY(Buhay Hayaan Yumabong):宗教系政治組織
・Anakpawis:急進左派
1議席をとったのは
・Gabriela:左派女性団体
・PM(Partido ng Mangagawa):左派労働団体
・CIBAC(Citizen's Battle Against Corruption):汚職撲滅団体
・BUTIL(Butil Farmers Party):農民組織
・AVE(Alliance of Volunteer Educators):教育者組織
・Veterans Freedom Party:退役軍人団体
・Coop-Nattco:協同組合連合
・Amin(Anak Mindanao):ミンダナオ出身者連合
・Alagad:都市貧困層組織
・An Waray:ワライ民族連合
私が調査対象とさせていただき、選挙キャンペーンにも関わらせていただいたA○BAYAN(いまさら名前を伏せても何の意味もないけれど…)が3議席を占めたので、まず私はたいへん嬉しい。さっそく、私のお世話になったキャンペーンリーダー(ボス)におめでとうメールを送り、ついでに、彼らの活動拠点となっている民家に、お祝いの国際電話までかけてしまった。
このことを真っ先に伝えたフィリピン・デイリー・インクワイラーの記事にもあるように、今回も「Reds(左派)」が多数下院に入ることになった。今後の動向が注目される。 |
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