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日和見バナナ |
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We are students of development.
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Hiyorimi Banana by "saging"
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フィリピン社会と政治 ♯5
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SONA(施政方針演説)2003
2003.7.28(月)
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昨日の事件にもかかわらず、予定通り、アロヨ大統領による施政方針演説(SONA:State of the Nation Address)がBATASAN(下院)でおこなわれた。例年、左翼系の各種団体は、おのおのに政権批判のアピールを掲げ、Philcoa(フィリピン大学の近く)からBATASAN前までかなりの距離を行進し、BATASAN前で、これ以上近づけまいとする警官(機動隊か)と揉み合いの争いをするらしいのだが、今年は、昨日の事件を受けてか、なんと、BATASANからはるか遠いGutescoという地区の歩道橋までしか行進できなかった。歩道橋の下には銃と盾をもった警官がバリケードのように並び、その背後には迷彩服を着た兵士を乗せた軍のトラックが控えていたのだ。公共交通は止められ、その地区の住民ですら迂回を求められ、ラリーがその先に進むことはどう見ても不可能であった。
動員人数も、昨年は3万人だったというが、新聞報道によると今年は1万人。やはり事件の影響で、メトロマニラ以外からの参加者は少なかったのだろうか。彼らはGutescoの路上で街頭演説やシュプレッヒコール、「アクティビスタ・ソング」などのパフォーマンスを繰り広げたあと、3時すぎには解散したようだ。
この日に限って、雨期とは思えないほどの晴れた空で、絶好のラリー日和。私は午前の2時間と解散後の1時間、計3時間を過ごしただけだが、またしても陽に灼けてしまった。
歩道橋のバリケードを挟んで政治的組織と警察とが睨み合う図は生々しく、毎年流血が起きているとも聞いていたし、昨日の事件があっては余計に怖かったが、それでも、いくつか至近距離での写真を撮った。以下、その衝撃映像をお楽しみください。 |
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衝撃!アロヨ大統領のハリボテ。
先頭のBAYAN連合のグループ。
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コモンウェルスの歩道橋下にて。
警察の警備で、この先には行けず。 |
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アップでお見せしましょう
足のところが自転車で回るように
なっている。芸が細かい。 |
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先頭(戦闘?)ライン。 |
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